母の思い出

2022年9月29日 (木)

「リハビリで疲れた」

4年前の2018年9月29日は雨で22℃の土曜日、母が施設に入所して88日目、午後3時45分ころ母のフロアに行きました。

母は食堂のいつもの位置にいたので肩をトントンと叩くと、「疲れてる」と母は一言。

聞いてみると、久しぶりにリハビリがあって、いつも2往復の伝い歩きをこの日は3往復したということでした。

話しの続きを9階の面会室でするために移動すると、土曜日なので面会のテーブルが全て埋まっていたため、母と並んで長椅子に座りました。

この日は午前中にリハビリがあったそうですが、「まだ疲れている」と、母はあらためて呟いていました。

先生が他の人と掛け持ちをしていたので、自分で数えながらやったところ、いつもより多めの運動になってしまったようでした。

このころの母はリハビリがお気に入りでしたが、入所も3か月となると、その回数が減ってきたのでつい頑張ったのでしょう。

最後には歩行器の運動もしたそうで「疲れたけど、痛くも痒くもないから大丈夫」と、自分を納得させるように言っていました。

また、この日は雨が降っていて暗いので、ボーッとしている時間が多いと言い、気分もスッキリしないようでした。

そして脚のむくみを見ると少し目立ってきた感じで、母も「立った時に少し厚みを感じた」ということでした。

また、目の見え方が良くなく立ち上がりがふらつくので血圧の薬を2つ増やした、という心配なことも教えてくれました。

少しずつ不安も出てきましたが、とりあえず元気にリハビリを頑張った、この日の母でした。

2022年9月28日 (水)

「まあ、いい天気!」

4年前の2018年9月28日は晴れで26℃の金曜日、母が施設に入所して87日目、午後3時40分ころ母のフロアに行きました。

エレベーターを降りると母が食堂のいつもの位置にいることがわかりましたが、まず職員さんが私に話しかけてきました。

どうやら母と大相撲の話で盛り上がり、行司のことまで話したということでした。

その後、母の後ろから向かいの大きな鏡に手を振ると、母は私に気づき早速話し始めました。

この日もトイレに行くたびによく出るということと、まだリハビリに呼ばれていないことを教えてくれました。

「この日もリハビリが無いと二日続けてお休みだ」と、寂しそうに言っていたのが印象的でした。

その後、9階の面会室に行くと、西日がフロアの床中を眩しく照らしていて、母は「今日は一日いい天気だね」と呟いていました。

前日に厚手の肌着を着せたこともあって、母はやはり暑いようで、ヤクルトと冷水を飲み「今日は水が美味しい」と言っていました。

また、昼食の話では「ソーメンのようなものが出た」とのことで、例によって細かく切ってあったのでスプーンで食べたということでした。

着替えのために母の部屋に行くと、ここも部屋の前の廊下まで日が差していて、部屋の窓から外を見た母は「まあ、いい天気!」と笑顔。

ただ、車椅子から立ちあがる時に「脚が思い」と言うので、二日間リハビリが無い影響があるのかもしれないと感じました。

また脚のむくみも少しあり、これも運動不足によるものかと心配になってきました。

2022年9月27日 (火)

事故ではないですが……

4年前の2018年9月27日は雨のち曇りで20℃の木曜日、母が施設に入所して86日目、午後4時ころ母のフロアに行きました。

母は食堂のいつもの位置にいて、まったりと寛いでいるように見えました。

そこで職員さんが私に話しかけてきて「事故というほどではないですが……」と言いました。

母が流しの辺りでどこかに手をぶつけて出血したようで、左手の甲に絆創膏が貼られているのが見えました。

先日の頭に瘤を作った時とは違って、施設でも事故には当たらない程度のケガで、本人もそれほど気にしていませんでした。

ただ、前日と違うカーディガンを着ていたので、ひょっとして血が付いたのか気になって母に聞いてみました。

この日は朝、歌を唄っていたところをお風呂に呼ばれて行ったということでした。

カーディガンは血が付いたわけではなく、洗い物と一緒になってしまったのではないか、と母は話していました。

この日の体調は、前日に続いて便通が良すぎるくらいということで、とても元気そうでした。

また、敬老会が終わって暇を持て余す時間は多くなったようですが、歌の練習をしたためかその後も話し声が力強く元気な感じがしました。

そして、このところ朝晩が寒くなっていましたが、前日の夜も寒いことはなく良く眠れたようでした。

それでも厚手の肌着を持って行ったので着てみてもらうと、母は「いいじゃない」と気に入った様子で、そのまま着ていました。

2022年9月26日 (月)

「さすがに寒いね」

4年前の2018年9月26日は曇りのち雨で20℃の水曜日、母が施設に入所して85日目、午後3時40分ころ母のフロアに行きました。

母が食堂のいつもの位置にいたので、向かいの鏡を見ながら手を振ると気付いてくれました。

この日の母は機嫌が良さそうに微笑んでくれたので、いつも母の表情を確かめるまで緊張している私も気が楽になりました。

この日機嫌が良い理由の一つは、便通が良いからだそうで、トイレに行くたびに出るのだと言っていました。

逆に出すぎを心配していたので、私が「食べた以上には出ないから大丈夫」と言うと、母は笑って納得していました。

この時、母の隣のテーブルの人たちは折り紙を切って板に貼る工作をやっていました。

話を聞くと、母も午前中には同じ作業をやったそうで、今は手持無沙汰にしているところに私が現れたようでした。

9階の面会室に移動してさらに話を聞くと、朝一番にはリハビリに行ったということでした。

リハビリでは「初めて横歩きをして怖かった」と言っていて、新しい動きにも挑戦したようでした。

また、リハビリの先生が「2~3週間のうちには新しい歩行器を試してみたい」と話してくれたそうでした。

9月も下旬になってこの日は肌寒く、いつものようにヤクルトと冷水を一口飲んで「今日はさすがに寒いね」と、母は言っていました。

その後、肌着とカーディガンを厚手の物に着替えて「暖かくなった」と、母は喜んでくれました。

2022年9月25日 (日)

「おいしければ、それでいい」

4年前の2018年9月25日は曇りのち雨で25℃の火曜日、母が施設に入所して84日目、午後3時30分ころ母の面会に行きました。

この日はお昼頃から豪雨が降り出したので自動車で行き、そのため少し早めの時間に母のフロアに着きました。

母は定位置にいて少し元気がなさそうに見えましたが、実際は「今、トイレで出た」と、ホッとしているところだということでした。

朝一番でリハビリに行って、今さっき硬いおやつを食べてトイレに行ったのだと教えてくれました。

それから9階の面会室に行くと、改めてリハビリでは歩行器を使って歩いたことを報告してくれました。

リハビリの前にトイレに行って便通があったこともあり、身体の動きも良く好調だったと母は喜んでいました。

そしてこの日も朝、血圧を測ったそうですが、看護師さんに「いいですね」と言われたということでした。

母は何か不安なことがあると、ずっと気にするタイプですので、看護師さんのこういった一言は有難いものでした。

また、姪が子供の新しい動画を送ってくれたので母に見せると、眼鏡を掛けて繰り返し見ていました。

やはり高齢者にとっては、写真より動画の方がわかりやすいようで、いつまでも楽しそうに笑顔で見つめていました。

最後に、この日の食事の話では「よくわからない不思議なものが出たけど、食べたらおいしかった」と言っていました。

そして、「おいしくいただければ、それでいいね」と、自分の話を自分でまとめてくれました。

2022年9月24日 (土)

暇な時間の増加

4年前の2018年9月24日は曇りで28℃の月曜日、母が施設に入所して83日目、午後4時ころ母のフロアに行きました。

前日、母が「何となく体調が良くない」と言っていたので、不安を抱えながらエレベーターを降りると母はいつもの場所にいました。

ただ、母が一人でポツンと定位置にいるのを見て、また今日も元気がないのかと思いました。

それでも私から話しかけてみると、便通が無いこと、朝一で入浴したこと、血圧に問題はなかったことなどを、母は話してくれました。

思っていたよりも元気そうな声だったので、私も少し安心できました。

それから9階の面会室に行くと、母と同室でテーブルでもいつも隣にいる人が息子さんのような人と話をしていました。

その隣のテーブルで改めて話をすると、母はこの日の朝、入浴の前にいつものように血圧と体温を測ったそうです。

一回の測定で看護師さんが「OKです」と言ったので、母はホッとしたと言っていました。

そして、お風呂上りには保湿クリームを塗ってもらって気持ちが良かったと嬉しそうでした。

また、この日は朝6時ころまで良く眠れたと言っていて、それもあって体調が良かったのかもしれません。

ただ、早いもので敬老会が終わって一週間が経ち、何もしていない暇な時間が増えてきたようで、体調の維持が心配になってきました。

大相撲が終わったこともあり、何か母の暇つぶしになるものを考えないといけないな、と思いました。

2022年9月23日 (金)

体調不良の兆し

4年前の2018年9月23日は晴れで29℃の日曜日、母が施設に入所して82日目、午後3時40分ころ母のフロアに行きました。

母は食堂のいつもの場所にいましたが「なんだか具合が良くない」というのが最初の言葉でした。

また、「なかなか出ない」と前日と同様に便通の心配をしていて、職員さんと一緒にトイレに行くことになりました。

少し待っていると「やっぱり出ない」と言いながら戻ってきたので、9階の面会室で話をすることにしました。

詳しく母の話を聞いてみると、朝起きた時の目の見え方が良くなかったので気になったようでした。

そこで、看護師さんに何度か血圧を測ってもらったということでした。

母は自宅に居る時も寝覚めが良くないと、まず初めに血圧と血糖値を心配していました。

この日は久しぶりに寝起きの時に目がよく見えなかったので「血圧が高いのかな?」と考えたようでした。

施設に入所以来の母はずっと元気で、体調の不安は便秘を訴えるくらいでしたが、新しい不安の種が芽生え始めてきました。

また、着替え時に脚のむくみを見てみると、心なしか前日よりもむくんでいる感じで、母も「立つとわかる」と言っていました。

この日は日曜日で、これといった行事もなくずっと座っていたことも関係していたのかもしれませんが。

いずれにしても、体調不良の兆しが出てきた時期ではありました。

2022年9月22日 (木)

敬老会から展示会へ

4年前の2018年9月22日は曇りで27℃の土曜日、母が施設に入所して81日目、午後3時40分ころ母のフロアに行きました。

母は食堂のいつもの場所にいて「朝早くリハビリをやって疲れた」と言っていましたが、元気そうに見えました。

ただ「今日はまだ出ていない」と例によって便通の心配をしていました。

それから、午後は紙をちぎって工作をしたことなどを話してから、あらためて9階の面会室に向かいました。

9階は西日が部屋の奥まで差す時季になってきていて、母もとても眩しがっていました。

最近はリハビリでは毎回歩行器を使っているそうで、この日は特に往復の帰りが真っすぐ歩けたと喜んでいました。

そのためか、疲れていたので珍しく食堂のテーブルに伏して寝ていたら、工作の時間が始まったということでした。

折り紙をちぎって貼る作業を、何に使うかはわからないまま適当に貼っていた、と笑っていました。

この日も良く話をしてくれましたが、先日の敬老会のために歌の練習をした効果か、声の出方が良くなったように感じました。

そして、敬老会が終わって次は展示会のために、時間のある時には工作をしているようでした。

このころの母は本当に元気で活動的でしたから、暇な時間にやるべきことがあるのは有難いことでした。

この日の着替えでは「背中にはシワが無いね」と私が言うと、母は「うん」と返事をして、若さをアピールしているように思いました。

2022年9月21日 (水)

お風呂の話に花が咲く

4年前の2018年9月21日は雨で19℃の金曜日、母が施設に入所して80日目、午後4時ころ母のフロアに行きました。

前日の木曜日に入浴をしなかったので、この日は入るかもしれないと考えて少し遅めの時間に行きました。

というのは、このころはおやつの後に入浴することが何度かあり、その場合には4時頃に母が風呂場から出てきていたからです。

私が待っていると職員さんを急かすことにもなりかねないので、それも気の毒だと思ってゆっくり行ったのでした。

その甲斐あってか、母はいつもの場所にいて「ちょうど今リハビリから戻ってきた」と言っていました。

おやつの後に入浴ではなくリハビリということでしたが、面会に行くタイミングとしては丁度良かったようでした。

そのおやつもこの日は9月の誕生会だったそうで、9月生まれの人が3人いて、ケーキとコーヒーでお祝いをしたとのことでした。

そんな話をする母の服が前日のものと違っていたので「お風呂に入ったんじゃないの?」と私が尋ねました。

すると母は「あっそうだ、入った」と思い出したように言い、その後には入浴の話になり、母がお風呂の入り方から説明してくれました。

話を聞くと、足から入って浮くような感じで、半身浴のような状況でお湯に浸かっているということでした。

この日は午前中に入ったそうで「乳液のようなものを全身に塗ってもらって気持ちが良かった」と笑顔で話してくれました。

いつものように、むくみが気になる脚を見てみると、確かにスベスベしていて肌が若返ったように見えました。

2022年9月20日 (火)

「年寄りに見られるから嫌だね」

4年前の2018年9月20日は雨で25℃の木曜日、母が施設に入所して79日目、午後4時ころ母のフロアに行きました。

木曜日なので入浴をすると思って少し遅めの時間に行きましたが、母はいつもの場所にいて「お風呂は入らなかった」と言いました。

9階の面会室に移動して話をすると、この日は午前中にリハビリをやって疲れたと言っていました。

リハビリではいつものコースに加えて、頑張って歩行器を使って歩いたと自賛していました。

「今日は膝の裏も痛くなく調子が良かった」と、母は体調の良さをアピールしているようでした。

それというのも、午前中のリハビリ後にお昼を食べてトイレに行くと、「どっさり出た」ということでした。

それを確認した職員さんに「たくさん出たね。今日はお赤飯炊かなきゃ」と言われたと、母は大笑いしていました。

続けて「ホッと安心した」と言い、これでしばらくは心配の種が一つ無くなりました。

また、この日は時間のある時に俳句をしたそうで、初めての先生が来て初歩からやったということでした。

「中秋の名月の中にウサギがいる」と言ったら、それに基づいて先生が一句作ってくれたそうでした。

母の部屋での着替えの際に脚を見ると、むくみもほとんど無く「靴がゆるい」と母は言っていました。

「足の甲にシワが目立つね」と私が言うと、母は「シワが増えると年寄りに見られるからイヤだね」と苦笑いをしていました。

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