テレビの終わり
今日のニュースで、昨年の紅白歌合戦が史上最低の視聴率だったことを伝えていました。
このところ音楽に関連した記事を書いていましたが、本日もそれに関連して考えてみようと思います。
私は数年ぶりに少し紅白歌合戦を見ましたが、以前と違って音楽を聴く番組になっているなと、むしろ好感を持ちました。
逆に以前のようなバラエティ色の強い方が好きだという人もいるのでしょう。
ただ、今回ニュースになった視聴率に関しては、内容の問題はそれほど関係がないように思います。
何と言っても、テレビの視聴率はかなり前から全体的に低下しています。
お茶の間で一家が集まってテレビを見る習慣はほとんどないですし、テレビがない家もあるようです。
私が子供の頃などはテレビを見るくらいしか余暇を過ごす娯楽は無かったですが、今は他に楽しめるものがいくらでもあります。
この傾向は今後もさらに進むはずですので、テレビそのものがいずれ無くなってしまうものなのかもしれません。
もちろんこれはテレビだけのことではなく、どのようなものでも何時かその役割を終えるときが来るのでしょう。
人間に関して言うと、高齢になって自分の役割が終わったと思うと落ち込んでしまう人も多いように感じます。
時の流れは無情なものですから、できる準備はしておきたいものです。
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