日記・コラム・つぶやき

2020年2月28日 (金)

介護施設(2)

母は、2018年7月に介護施設に入所しました。入院中に主治医の先生から退院後の受け入れ先を探すように言われ、いくつか問い合わせて運良くそのうちの一つに入ることができました。

母は当時抗うつ薬を飲んでいたためか非常に陽気で、すぐに施設になじんでくれました。どちらかといえば神経質で心配性な母が、予想外にうまく溶け込んでいたので安心したものでした。

家族の負担を考えれば施設はありがたい存在です。それでも私は現在の介護施設に対して、もろ手を挙げて賛成ではありません。理由としては、高齢者ばかりを集めると刺激が少なく、より精神的に落ち込みやすくなりがちだからです。

子供や若者と交流する機会などを増やせば、施設により活気が出て、多くの高齢者も元気になるかもしれません。

 

2020年2月27日 (木)

「光」

2009年9月、父が亡くなった時にお墓を買いました。今どきのお墓はいろいろデザインができるということで、母のアイデアで「光」という文字を入れることにしました。

当時、母は書道を習いに行っていて、お手本の「光」の文字が気に入っていたようです。そこでその「光」をお墓に書き込むことにしたわけです。

母の入所していた施設では、時々書道をすることがありました。母も希望してやらせてもらっていました。その施設では毎年11月に展示会があり、昨年は10月に書いた作品を展示していました。

2019年11月に展示会があった時、母は入院していましたが、母の作品も当然展示してありました。それは母が生涯最後に書いたものとなりました。

そこに書かれた文字は「光」でした。

2020年2月26日 (水)

人手不足

母を介護するようになって、病院や介護施設に行く機会がよくありました。その度に現場の大変さを感じていました。看護師さんや介護職員の方々の大変さです。

皆さんいつも忙しそうに働いています。普通の状況でそうだとすれば、何か不測の事態があれば今以上に大変なことになります。

母も病院や施設では待たされることがよくありました。結局、仕事量に比較して人が足りないのだと思います。

待たされるのは誰にとっても気分のいいものではありません。場合によっては、命にかかわることもあるかもしれません。

今この国では、人件費をなるべく少なくする方向に動いていると感じます。しかしそれは、そこで働く人もその施設の利用者も幸せにしていない気がします。

2020年2月25日 (火)

突然打ち切られた連続ドラマ

人生とテレビの連続ドラマは良く似ているような気がします。若い頃は身の回りに様々な出来事が起き、それが永遠に続くかのように思います。まるで連続ドラマのように。

それが高齢者になるにつれ、日々の生活は同じことの繰り返しで退屈なものになりがちです。そうなるとテレビの世界では視聴率が下がり、ドラマの打ち切りが検討されたりします。そのドラマは最終回を迎える前に終わってしまうかもしれません。

人生には最終回があるわけではありませんが、突然終わってしまう点ではドラマの打ち切りと同じようなことになります。

母の人生をドラマに例えると、次回予告では久しぶりに自宅で好きな刺身を食べるシーンがありました。それを次回の楽しみにしていたのに、その前に打ち切られてしまいました。とても残念です。

 

2020年2月24日 (月)

介護施設(1)

母が入所した介護施設は、入院先の病院で主治医の先生から、「次の行き先を考えてください」と言われて探したところですが、非常に運良く入ることができました。

2020年2月23日 (日)

散歩

今日は2月としては暖かく穏やかな天気でしたので、一万歩ほど散歩してきました。こういう日は今でも、母を散歩に連れて行ってあげたいな、と思います。

母が施設に入る前の2年半ほどは、いつでも散歩に連れていくことはできたはずですが、当時は病院への定期的な通院以外はあまり家を出たがらないので、ほとんど散歩はしませんでした。

部屋が南向きで日当たりが良いこともあったし、外に出るにも車椅子なので、その姿を見られたくないという気持ちもあったように感じていました。ただ、多少強引にでも連れて行って慣れてしまえば散歩も気に入ってくれたかもしれません。

高齢者の介護は、本人の体調や精神的な状況もあって予定通りにいかないことも多く、後悔することも多々あります。私にとっては散歩もその一つです。

 

2020年2月22日 (土)

類天疱瘡

類天疱瘡という病気を知っていますか?母は87歳の時にこの病気に罹りました。

2020年2月21日 (金)

介護の難しさ

母を介護した経験から、その難しさを少し考えてみたいと思います。

一番感じたのは、意思の疎通の難しさです。やはりお互いに遠慮があるのですね。親子の関係でもそうでした。

子が親を介護しているのですから、要望があれば何でも言ってほしいと思うのですが、お願いする方はなかなかそうもいかないようです。

そもそも、年を取って行動が不自由になるのはそれ自身がストレスなので、精神的にも不安定になりやすいようです。

結論めいたものをいえば、お互いを敬いながらも、お願いしたいことは遠慮なく言える関係を保つということでしょうか。難しいですが。

2020年2月20日 (木)

二度目の命日

今日は母の二回目の命日ということで、お墓参りに行ってきました。

2020年2月19日 (水)

高血圧について

母は若いころから高血圧のため、降圧剤を服用していました。私も血圧は高く、高校生の時に150/90くらいでした。

40年以上前のことですが当時、高血圧は上が140~160は境界線とされていて、高血圧予備軍という扱いでした。薬は飲みませんでしたが、加齢とともにさらに上がるものだと言われていました。

ところが、今朝の私の血圧は119/78。確かにこれは自分でも低い方ですが、最近の平均は135/85くらいでしょうか。若いころに比べて明らかに低くなっています。

はっきりした理由はわかりませんが、ほとんど毎日、一万歩以上歩いていることも効果があるのだろうと思います。

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