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2024年9月23日 (月)

何気ない選択

2014年1月のこと、母は86歳で持病の悪化のため、通院していたクリニックから総合病院を紹介されました。

私の知る限りクリニックでは、採尿と採血をしてそのデータを外部で分析してもらっていました。

つまり母は月に一度の通院でしたから、前月のデータで診察をされていたことになります。

持病が安定しているうちはそれで良いのでしょうが、ついにそれでは心配な状況になってしまったようでした。

私はその当時、母の月に一度の通院の送り迎えの運転手をしていました。

その頃の母は杖を突いていましたが、一人で歩けたのでクリニック内には私は入らないことにしていました。

ですから母は診察や会計までが済むと、私を呼び出すためにクリニック内の電話から連絡してきました。

いつもは私の車が到着する頃に入り口で会うことになっていました。

ところがその日は、呼び出しの電話で私も先生の話を聞くように言われました。

そこでは母の状況がかなり悪化していることを聞かされて、紹介できる二つの総合病院から一つを選ぶように言われました。

私はその二つの病院を聞いて、知っている方の病院ではなく、何故か家からも遠く全く利用したこともない病院を選択しました。

この時選んだ病院に併設された施設で母は晩年を過ごし最期を迎えたのですから、私の何気ない選択が運命の選択だったような気もします。

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