持病の悪化の不安
昨日の記事の続きになります。
母の通院に付き添ってくれた叔母が「あのようになってまで生きたくない」と言いました。
その視線の先には車椅子に乗った人がいました。
病院の待合室でのことですから、車椅子の人はそれほど珍しくはありません。
それに当時は、母も病院では車椅子を借りて使っていました。
そんな中で、地声がやや大きな叔母がそう言ったので、私は周囲の目が気になりました。
ただその気持ちは理解できました。
生き方の問題として、どのような状態まで我慢するかというのは人それぞれだろうと思います。
車椅子に乗って他人のお世話になりながら生きるのはイヤだ、と思うのはごく普通のことのような気もします。
ただ、その叔母は昨年亡くなりましたが、最期の数年は車椅子での生活をしていました。
その前から「めまいがする」とよく話していましたから、そういう生活になることを不安に思っていたのかもしれません。
やはり自分の持病の悪化を心配することは、母が人工透析の不安を口にしていたのと同様だったのだろうと思います。
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