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2024年9月 3日 (火)

一か月前の出来事

昨日は「人工透析をしてまで生きたくない」と母が話していたことについて記しました。

幸いなことに、母は最後まで人工透析を受けることはありませんでした。

ただ亡くなる一か月前に、主治医から点滴を外して人工透析に切り替えたいという提案がありました。

電話でその話を聞いた私は、その時は即答を避けました。

するとその後すぐに、母がパニック障害の症状を起こすようになりました。

そのため、私は主治医に治療よりも先に母の精神状態の安定を求めました。

そして点滴を続けながら、鎮静剤も使うことになりました。

母のパニック障害が収まるまで数日間、私も母のベッドサイドに付き添ったりしました。

しばらくすると母は眠っている時間が多くなり、やがてパニック障害の症状も収まりました。

ただ、その時には既に心電図の波形がかなり乱れていて、私にはここから回復することは難しいように思えました。

実際に主治医もその後は人工透析の話を一切しませんでした。

これで良かったのかどうか今でも時々考えますが、若くして腎臓に持病があった母は人工透析をすることなく人生を終えました。

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