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2024年9月24日 (火)

最良の治療法

2014年1月のこと、母は86歳で持病の悪化のため、通院していたクリニックから総合病院を紹介されました。

当時は築50年になろうかという一軒家に住んでいて、隙間風が入る日当たりの悪い環境で、母の持病を更に悪化させていたようでした。

そのため新しい病院に行く前日に、叔母と私で母を以前から借りていた暖かいマンションに連れて行くことにしました。

そして一夜をそのマンションで過ごすと、母の顔のむくみは明らかに良化していました。

その母の顔を見て叔母は「病院で『何故来たのですか?』と聞かれそうだ」と笑いながら言っていました。

そして病院で診察を受けると、結果は「当面通院で様子を見ましょう」ということになりました。

残念ながら医師は叔母が予想した『何故来たのですか?』という言葉は言いませんでしたが、いずれにしても幸いな結果になりました。

総合病院を紹介された時に母は人工透析の心配までしていましたが、結局、通院先がクリニックから総合病院に替わっただけでした。

その後、私が元のクリニックの医師に「母は通院しています」と報告をすると、その医師が本当に驚いていたのがとても印象的でした。

ただそれは無理のないことで、前日に母が暖かい部屋で一夜を過ごさなければ、どのような結果になっていたか分かりません。

むしろ持病が悪化した時の母の姿を見ていれば、入院するか人工透析をすることになるだろうとの結果を予測して当然だったと思います。

つまりクリニックの医師が驚くくらい、暖かい住環境が母にとっての最良の治療法だったということなのでしょう。

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