後世に伝えるべきもの
このブログは、私が母を介護した経験が誰かの参考になればと考えて始めたものです。
何度も記しているように介護は人それぞれですから、私の経験談がどこまで役に立つのかは分かりませんが。
それでも実際に起きたことを正確に記しておくことは、それなりに意味があることだと思います。
ところで、8月に入ってからこのところ戦争のことについて記しています。
それはなんとなくそれなりの年齢になってから、私にとって8月が戦争について考える月になったからです。
そしてかつては、8月になるとテレビなどでも戦争にまつわる番組が増えたものでした。
ところが最近は、あまりそういった番組が流れなくなっているように感じます。
もっとも昨日の8月6日は広島に原爆が投下された日ということで、さすがに平和記念式典の中継はされていたようです。
ただ既に79回目の記念日ということで、式典だけではなく戦争についての説明が必要なのではないかと感じました。
というのは、もう30年以上前のことだと思いますが、あるテレビ番組で見た印象的な場面が思い出されたからです。
それはインタビューされた若い日本人が、日本とアメリカがかつて戦争をしたことを知らなかったという、かなり衝撃的な出来事でした。
私の介護経験はどうでもいいとしても、原爆や戦争経験は後世に必ず伝えるべきものであるのは明らかです。
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