『ふりかけご飯』の選択
この二日間『生き方の問題』などと少し大きなテーマで考えています。
といっても内容は、母が塩分不足になってしまったという話です。
そして塩分不足のために元気が無くなって、食欲不振になった母にどんな対策をしようかということになりました。
結局、看護師さんの提案により『ふりかけご飯』で塩分を補給したところ、母は元気を取り戻すことができました。
ただ母は元々、腎臓に持病があるために塩分制限が必要となっていました。
そして母は、塩分補給をして元気になった一か月後には最後の入院をすることになりました。
ですから、『ふりかけご飯』を食べたことが母の寿命を縮めたのではないか、と考える余地はあります。
少なくとも私は、そういうことを多少考えました。
実際に、塩分制限をしている人が塩分不足を起こしたときに、塩分を補給していいのかというのは難しい問題のような気がします。
とはいえ、これを『生き方の問題』というと、いくらか大袈裟な表現のように感じられるかもしれません。
ただ母は塩分補給で元気になったものの、およそ一か月後に入院をして、その入院中に帰らぬ人になってしまいました。
私は母に『ふりかけご飯』を選んだことを後悔はしていませんが、確かに母は元気になったものの、寿命は多少縮まったのかもしれません。
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