親の首に手を掛けた
このブログは母の四十九日の法要が済んで数日後に始めました。
その理由の一つは、母の介護についての記録を残していたことから、誰かの参考になればという思いがあったからです。
また、施設での母の生活について、私が満足していたことを伝えたかったということもありました。
ただこのブログでも何度も記しているように、介護というものは本当に人それぞれです。
そして、もしもう一度母が同じ施設で介護生活を送ることになっても、同じ結果にはならないだろうと思います。
それくらい介護は難しいものだと私は考えています。
ただそれでも介護生活を送った人の経験は、後に介護をすることになる人にとって、何らかの参考になると確信しています。
ところで8月1日の新聞に、親の介護生活を送ったある著名人の記事がありました。
その方は一度、母親の首に手を掛けたと話しています。
私の場合はウチで母を介護していた時も、それほど大変なことはありませんでした。
ただ母が心身ともに不調になった時に、数日だけ母のベッドの側で寝ていたことがあります。
そのわずか数日で、いわゆる介護地獄の入り口まで行ったような状況になるくらい、介護は恐ろしいものだ思っています。
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