「たくさん食べていたよ」
母と曾孫は施設で2度ほど会って一緒に遊ぶことができました。
それは2019年の8月と10月のことでした。
それ以前に母と曾孫が初めて会ったのは、2017年12月のことで曾孫がまだ生後3ヶ月の時でした。
その時の曾孫は、ほとんどの時間を母のベッドでスヤスヤと眠っていました。
母は施設に入ってからも当時のことを良く覚えていて「私のベッドでずっと寝ていた。おとなしかったね」と振り返っていました。
それ以来に会うことになった2019年8月は、母が心身の調子が今イチの時期でした。
食欲が落ちて、精神的にも不安定になりかけていました。
施設の食事が制限食になり、母が嫌いだという塩気のないお粥が出るのでほとんど残している、という状況になっていました。
そこで、曾孫を連れてきてくれる孫に「母はあまり食欲が無い」と伝えておきました。
それでも孫は母が好みそうな食事を持って会いに来てくれました。
食事の時間に間に合わず遅れて行った私が、施設に着いてから母の様子を孫に尋ねると「たくさん食べていたよ」と答えてくれました。
その言葉を聞いてから母の姿を見たところ、その頃はほとんど見せないような満面の笑顔で曾孫と一緒に遊んでいました。
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