『こどもの日』に思い出す
今日は『こどもの日』です。
朝から天気がとても良く、いかにも行楽日和という感じです。
こんな日は母を散歩に連れて行ってあげたいと、今でも思うことがあります。
そういう機会は母の生前にいくらでもあったので、何を今更ということですが、いつまでも後悔するというのはこういうことなのでしょう。
ところで、私が母の施設での生活に関して、概ね満足していたことはこれまでに度々記してきました。
ただ私は元々、同じような境遇の人達を集めて生活をさせることに賛成の立場ではありません。
ですから母が入所したような高齢者施設に対しても、今でも懐疑的な部分はあります。
それは、例えば母のいた当時の施設で私が見たのは、食堂に集められた皆さんの表情でした。
多くの場合ほとんどの人が無表情で、暇な時間をつぶしているという感じでした。
それでもおそらく、自宅にいてボーッとしているよりは良いのかもしれませんが……。
そんな中で多くの人達が明るい表情をしていた日がありました。
その日は母も嬉しそうな笑顔で私を迎えてくれましたが、母の第一声は「子供たちが来た」という言葉でした。
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