親の人生を子が決める
このところ、介護していた親の死後に長い時間が経っても未だに後悔していることがあるという、新聞の人生相談から様々考えてみました。
私の場合、母が90歳を過ぎてから入所した施設での生活を楽しんでくれたのが、このブログを始めるきっかけになっています。
ですから、母が施設に入所後は何か後悔したということはそれほど多くありません。
ただ、それでもやはりいくつかはあるものですが……。
その中で最も悔いが残っているのが『もっと早くから散歩に連れて行ってあげれば良かった』という思いです。
このことは以前にも何度か記しましたが、母が散歩を本当に喜んでくれたので今でも残念に思っています。
ところで、介護していた親を亡くした子が後悔する理由をいろいろと考えてみました。
それが昨日の記事なのですが、自分の経験を元に振り返りました。
それは端的に言うと『親の人生を子が決めるようになるから』だということです。
それは親が認知症になった場合は当然のこと、怪我や加齢などで身体の自由が利かなくなった場合も、多くはそうなると思います。
私の場合、母の世話をしている間はその意識は全くありませんでした。
それが、母が亡くなってからしばらくして『そういえば、何から何まで自分が決めていたな』と、感じるようになりました。
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