高齢者と子供たち
昨日の記事で母の施設に子供たちが来てくれた日のことを書きました。
この日の面会で母は、笑顔を絶やすことなく弾むような声で子供たちの話をしてくれました。
そして、みんなが子供たちを抱きしめていたので、柄にもなく私も抱きしめたと照れながら教えてくれました。
そんな話を母から聞いたからか、この日は入所者の皆さんの表情もいつもよりも明るく見えました。
確かなデータがあるわけではありませんが、ほとんどの高齢者は子供が好きだというのはまず間違いがないように思います。
ですからこういう日が数多くあれば、施設の雰囲気も大きく変わるのに、と思ったものでした。
ところで、ウチの近所には高齢者施設と保育園が併設された建物があります。
内部のことは私には分かりませんが、高齢者と子供たちの交流があるのだとすれば、うらやましい限りです。
もちろん時々でいいのですが、高齢者にとって子供の姿を見るだけで気分が違うだろうと思います。
以前の記事で、私は元々高齢者だけを集めた施設には良い印象を持っていないことを記しました。
それは今でも変わらないのですが、高齢者と子供との触れあいがある場所であれば、その印象は大きく変わるだろうと思います。
いずれにしても、子供たちのお遊戯を見た日の母の明るい表情を、今でも忘れることはありません。
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