介護制度の先行き不安
ここ二日間は最近気になった介護の問題について考えてみました。
まず一つは、今年度に改定される高齢者の介護保険料が過去最高になるということでした。
そして次は、今年度の訪問介護の報酬が下げられるということでした。
どちらも今後の介護に関して大きな影響を与えると思われる話題でした。
私の場合は、2009年に父が入院して「次の行き先を考えてください」といわれたことで、初めて介護保険について意識しました。
その後父は介護認定を受けることになりましたが、その結果が出たときに父は既に亡くなっていました。
ただ、その時に介護保険について知った私は、その当時に腰を痛めていた母のために入浴用の椅子を買うことを考えました。
そして母は介護認定を受け、要支援1という結果を得て、一割負担で椅子を手に入れることができました。
その後母は要介護4で施設に入所しましたが、その間に様々な介護サービスを利用することができました。
ですから私は現在の介護制度には感謝していますし、このまま続くことに期待しています。
ところがこの二日間に取り上げた話題は、どちらも介護制度の先行きを不安にさせるものでした。
というのは、保険料の上昇は利用しない人の負担まで増えることであり、報酬の下落は人手が足りなくなるのが目に見えているからです。
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