父にもリハビリを
このところリハビリについて考えることで、いろいろと思い出したことを記しています。
特にここ数日は父が怪我をした頃のことを振り返りました。
その中で思うのは、父が畑仕事で脚の怪我をした2007年12月当時、介護についての知識が乏しかったことが悔やまれるということです。
やはり脚を怪我した母がリハビリで元気を取り戻したように、父もリハビリをすれば違っていたのではないかという思いが今でもあります。
ところで、父が亡くなったのは2009年の9月で、直接は内臓疾患が原因だったということです。
ただ怪我から亡くなるまで1年9ヶ月ほどでしたが、その間はほぼ家に引きこもるような生活になっていました。
それは怪我が回復して退院した後に、脚を引きずって歩くようになったことが大きな原因だったように思います。
物理的に動くのが大変になったこともあったでしょうが、本人にとっては心理的なことも大きかったのではないでしょうか。
ただ、以前にも記したように父の怪我を冷静に振り返ると、リハビリをしっかりすれば普通に歩けるようになったかもしれません。
そうなれば、怪我の前と同じように町会の役員として活躍を続けていたことも考えられます。
もちろん結果はどうだったか分かりませんが、父の余生がより良い方向に変わっていたかもしれません。
いずれにしても既に15~16年前のことになりますが、そういう意味でその当時に介護やリハビリのことをよく知らなかったのは残念です。
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