驚いた2度の養子
このところ13年前の2011年3月11日に起きた東日本大震災について、いろいろと思い出しながら記してきました。
そして昨日は亡き父が生まれた101年前の1923年に起きた関東大震災についても考えてみました。
毎年、父の誕生日や命日が近づくといろいろな思い出が蘇って来るものです。
例えば101年前の誕生日に父は双子として生まれたそうです。
一緒に生まれた兄弟の方は戦死したと聞きました。
そして父も戦地に赴きましたが、幸運にも帰って来ることができました。
これらのことのように、もちろん父の生前から知っていたこともあります。
ただ、その他に父が亡くなってから分かったこともありました。
それほどの財産を残してくれたわけではありませんが、一応相続の手続きをするために戸籍謄本をいくつかの自治体から取り寄せました。
それらを見て私は、父が幼い頃に2度ほど養子に出ていたことを知りました。
先ほど父は双子として生まれたと記しましたが、確か既に7~8人の兄姉がいる家族の末っ子として双子が生まれた状況だったようです。
養子に出た事情はわからない上、時代を考えると珍しく無かったのかもしれませんが、それを知り私は驚きと共に何か切なさを感じました。
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