『一人で抱え込まない』
先日、新聞の人生相談に興味深いものがありましたので少し考えてみたいと思います。
70代の女性が長年連れ添っている80代の男性が衰えてきたため、身の回りの世話をすることになりました。
夫婦仲は悪くはないけれども、介護中心の生活はつまらない毎日だということです。
大好きな旅行にも行けないので早く一人になりたいと考えてしまうことで、自分自身に嫌悪感を抱いているとのこと。
このような質問に対して、回答者はまず「こういう心のモヤモヤは多くの人が抱くものです」と言います。
そして、仲の良い夫婦ならば自分だけが自由になるなど、なかなかできるものではありません。
それでも自由になりたいことまで否定せず、たまには気晴らしの旅行に行ってみるのもいいのでは、という回答でした。
ところで、このブログでは何度も、介護を一人で抱え込まないことが大事だと強調しています。
ですから、この質問に対する回答も悪くはないと思います。
ただ、自分自身に嫌悪感を抱いてこのような質問をする人が、実際に旅行に出かけるのはかなり難しいのではないでしょうか。
こういう方は、おそらく旅行先でもいろいろと考えてしまって、あまり楽しめないかもしれません。
それでも、介護する側が疲れてしまうと共倒れしかねないので、『一人で抱え込まない』ということはここでも強調しておきたいと思います。
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