今でもできる親孝行
このところ13年前の2011年3月11日に起きた東日本大震災について、いろいろと思い出しながら記してきました。
その間に今は亡き父の誕生日が過ぎていきました。
それは父の誕生日が翌日の3月12日だからで、もう101年前の1923年のことになります。
そしてその1923年というのは、9月1日に関東大震災が起きた年でもあります。
つまり父が生まれてからおよそ半年後に震災があったわけですが、父は西日本の出身ですので幸いに被災することはありませんでした。
また、私が子供の頃には『関東の直下型地震は60年周期で起こりやすい』という説もありました。
ただ、1923年から既に101年が経過していますが、それらしい地震はまだありません。
発達した現在の科学でも、地震の予知はほとんどできないということです。
それでも多少の危険性の把握はできそうで、能登地方では昨年から大きめの地震が頻発していたようです。
だからといって住民が前もって避難するわけにも行かない上に、日本中安全だと太鼓判を押せる所はなさそうです。
この時期には毎年こんなことを考えていますが、一応今年も3月12日には父のためにお墓参りをしてきました。
そして101回目の誕生日をお寿司でお祝いしましたが、今ではできる親孝行といえばこれくらいになってしまいました。
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