「車椅子で散歩に行こう」
2015年11月に母を介護するために休職をした私は、6ヶ月後に退職をして母が施設に入所するまで、2年半ほど家で母を介護しました。
介護といっても母の場合は、通院の付き添いや買い物など外出することが主で、家中では食事の管理くらいでした。
とはいえ、私が食事の支度に不慣れなこともあり、この時期の母と私はほとんど引きこもりのような生活をしていました。
その後入院生活などを経て、施設に入所していた母を散歩に連れて行ったところ、母は大喜びしてくれました。
そういうことがあった後、私は『この引きこもりの時期にも母を散歩に誘えば良かったかもしれない』と考えたものでした。
ただこの時期は、母が車椅子に乗るのは通院の時だけでしたので、母自身が車椅子姿に慣れていませんでした。
誰でも年齢を重ねて以前のように動けなくなれば、いろいろな場面で人の手を借りなければならなくなります。
それは誰でも頭の中では理解していることだと思います。
ただ病院で車椅子に乗るのはやむを得ないとしても、車椅子姿で散歩に行くのを母が拒否する可能性はかなり高かったように思います。
もちろん、お花見のシーズンなど時期や散歩に誘う言葉などによって、その可能性はかなり違ったのかもしれません。
それでも「車椅子で散歩に行こう」と私が言った場合、母は人目に晒されるのを嫌って断ったのではないかと思います。
ただそれでも、天気の良い日が来るたびに『とりあえず誘ってみれば良かった』と思う今日この頃です。
« 車椅子での外出 | トップページ | 散歩だけでも難しい »
「介護・医療」カテゴリの記事
- 「目が見えない」(2024.10.19)
- 午前3時に「トイレに行きたい」(2024.10.18)
- 為す術もなく、ただ不安(2024.10.17)
- 体液が滲み出る(2024.10.16)
- ステロイドか?(2024.10.15)
「母の思い出」カテゴリの記事
- 「目が見えない」(2024.10.19)
- 午前3時に「トイレに行きたい」(2024.10.18)
- 為す術もなく、ただ不安(2024.10.17)
- 体液が滲み出る(2024.10.16)
- ステロイドか?(2024.10.15)
この記事へのコメントは終了しました。


コメント