発作の翌日
4年前の2019年12月17日は曇りで10℃の火曜日、母が最後の入院をして37日目、この日は午後7時頃に面会に行きました。
前日の母はそれまでとは一変して、脈拍が100~170の間を忙しく動き、ハァハァと苦しそうに大きく息をしていました。
私はその場にいても為す術もないので帰宅して、病院から電話が来ないことを祈りながら眠れない夜を過ごしました。
その前までも心電図の波形が大きく乱れ始めていましたが、前日以後はそれ以外の全てのことが心配になってきていました。
それでも、この日の日中も病院からは何も連絡が無いので、いつもの時間に面会に行きました。
母がどのような状況にあるのか不安を抱えながら病室に入ると、仰向けの母は前日同様に高橋由伸のタオルを胸に掛けて寝ていました。
そして、顔は左側に向けていて口を開けて「ハァハァ」と呼吸をしていました。
脈拍は前日ほどではありませんでしたが、80~90の間で安定せずに忙しく動いていました。
当然、心電図の波形も前日ほど乱れてはいず、前々日までに戻ったようにいくらか落ち着いた感じでした。
血圧は98/36、呼吸は96から87まで落ちてアラームが2度鳴るなど、どちらも表示された波が小さくて元気がないように感じました。
ここ数日痩せてきたと思っていた顔は、更に小さくなったようでシワが目立ち、被っている帽子がかなり緩くなっているように見えました。
母が亡くなるのは3日後ですが、今思うと前日の状況で心臓が寿命を迎えて、その後は惰性で血液が流れていたのか、などと考えています。
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