病院での精算
4年前の2019年12月23日は晴れで12℃の月曜日、12月20日に亡くなった母はこの日も葬儀屋さんの和室に安置されていました。
お通夜が24日、告別式が25日に決まっていて、もうしばらく母と一緒にいられることになっていました。
この日私は葬儀屋さんに寄った後、母が入院していた病院に費用の精算のために行きました。
以前にも記していたように、病院は母がお世話になっていた施設と同じ建物内にあり、ドア一つで往き来ができました。
施設入所前から母はこの病院に通院していて、確か2014年1月が最初だったものと思います。
そして通院は2018年3月が最後でしたので、4年2ヶ月の間続いたことになります。
その後2018年4月に脚の骨折で入院し、5月に退院したものの同月中に脱水症状で再び入院することになります。
そして2018年7月に体調が回復した母を受け入れてくれたのが、この病院に併設された『老健』でした。
今振り返ってもこれは本当に幸運で、施設入所後に母は4度入院しましたが、全て隣の病院にお世話になることができました。
私も母が元気な時は施設に、そして入院をした時は病院にと、どちらも同じ建物に来れば良かったわけでした。
ところが、母が入院したことで施設の費用の精算は既に済んでいて、後は病院での入院費用の精算が残っているだけでした。
この日病院での精算が終わって、数々の思い出が残るこの建物に来る必要もなくなるなと思うと、一抹の寂しさがこみ上げてきました。
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