葬儀の大きさ
4年前の2019年12月27日は曇りのち晴れで14℃の金曜日、12月20日に亡くなった母の葬儀は25日に終了しました。
後は年金の停止や保険金の請求など、いくつかの事務的な手続きが残っているだけとなりました。
ところで、母の葬儀はその10年前に行なわれた父の葬儀と同じ葬儀屋さんにお願いしました。
それは父と母で葬儀に差を付けたくなかったという、私の気持ちの表現でもありました。
ただ、参列者も少なくなることから、なるべく費用は抑えたいという気持ちもありました。
そのため、祭壇の大きさなど融通の利くものは小さめのものにしたり、いろいろと工夫をしたつもりでした。
ところが、葬儀が終わって改めて金額を確認してみると、確かに少しは安くなったのかなという程度でした。
そして、逆にごく身近な親族だけで行ったため、収入の方は当然のことながら激減していました。
結局、赤字が拡大してしまったわけですが、これは分かっていたこととはいえ気持ちは受け入れても、実際かなり厳しいことになりました。
今回比較して分かったことは、葬儀でかかる費用で人数に関わるものは飲食代がほとんどで、それはいわゆる変動費でした。
それに対して、少人数で行うと固定費はほぼ変わらない上に、収入が減ってしまうという悲しい現実でした。
つまり、葬儀の費用を抑えたいのであれば、なるべく小さな会場で行うのが良いということなのでしょう。
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