心電図に小さな波
4年前の2019年11月14日は晴れで22℃の木曜日、母が最後の入院をして4日目、午後4時ころ病室に面会に行きました。
いつもの個室を覗くとその部屋には誰もいないので、看護師さんに尋ねると「部屋を移った」ということでした。
母が移った部屋は4人部屋で、母は入り口から見て右奥で東向きの窓側のベッドで横になっていました。
母は眠ったまま移動したのか状況が掴めていない様子でしたが、東向きの窓際と説明すると理解できたようでした。
「東側だから、窓から朝日が見えるかもしれないよ」と私が言うと、母は喜んでいました。
施設では毎日のように、一緒に西側の窓から夕日と夕焼けを眺めていましたが、どちらかというと朝日の方が嬉しかったかもしれません。
それから母の顔を見ると、この日も鼻から酸素吸入をしていましたが、前日から食事が出たと教えてくれました。
ただ、母は「お粥だったので食べなかった」と言いながらも「おかずは食べたよ、肉が出た」と微笑んでいました。
また、新しい器械がベッドの脇にあり、そこからのコードが何本か伸びていて、母の身体の周囲がコードだらけで眠りづらそうに見えました。
その器械には、心電図、血圧と脈拍、酸素濃度が表示されていて、話をしている間に時々アラームが鳴ったりしました。
それは酸素濃度が90を下回ると鳴るような感じでしたが、母が話をしていると結構頻繁に90を下回ってしまうようでした。
もう一つ気になったのが、心電図にこれまで見なかった小さな波が現れていて、『イヤな悪化でなければいいが……』と私は思いました。
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