リハビリで散歩
4年前の2019年10月23日は晴れで24℃の水曜日、母が施設に4回目の入所をして87日目、午後4時5分ころ面会に行きました。
8月中旬ころから母が体調不良の日が多く、検査して塩分不足が指摘されたため、『ふりかけご飯』を食べ始めることになりました。
母はその『ふりかけご飯』をとても気に入って食事の量も増え、9月下旬には体調の良化が感じられるようになりました。
ただ、体調の良化に精神的な状態が追いつかず、気持ちの落ち込みはなかなか改善されずにいました。
それが10月に入ると精神的にも落ち着いてきて、母の口数も増えて、普通に笑顔が出るようになってきていました。
この日は母が食堂のいつもの場所にいることを確認してから、職員さんに外出する際の注意事項などの話を聞きました。
この年の春頃から散歩に連れて行くことを考えていましたが、母が入院したり暑くなったりで、なかなか実行できずにいました。
いよいよ母が元気になってきたので寒くならないうちにと思い、提案してみると母もかなり乗り気な様子でした。
この日のリハビリは「天気が良いのでリハビリルームのベランダに出て、その周囲を歩いてもらった」と母は嬉しそうに話してくれました。
おそらく母にとっては久しぶりの日光浴で「風が少しあったかな、気持ち良かった」と、満面の笑顔で言っていました。
この日の母の様子は体調が良いからか、ここ数日同様に静かで穏やかな口調ながら元気な声で、ただ脚のむくみが少し心配な程度でした。
最後には「今朝はきれいな朝日を見られて良かった」と、微笑を浮かべながらしみじみと話していました。
« 最後の誕生日会 | トップページ | 「腕をまくって皆に見せている」 »
「介護・医療」カテゴリの記事
- 「目が見えない」(2024.10.19)
- 午前3時に「トイレに行きたい」(2024.10.18)
- 為す術もなく、ただ不安(2024.10.17)
- 体液が滲み出る(2024.10.16)
- ステロイドか?(2024.10.15)
「母の思い出」カテゴリの記事
- 「目が見えない」(2024.10.19)
- 午前3時に「トイレに行きたい」(2024.10.18)
- 為す術もなく、ただ不安(2024.10.17)
- 体液が滲み出る(2024.10.16)
- ステロイドか?(2024.10.15)
コメント