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2023年10月11日 (水)

「明日は来ないで」念を押す

4年前の2019年10月11日は曇りで25℃の金曜日、母が施設に4回目の入所をして75日目、午後3時30分ころ面会に行きました。

8月中旬ころから母が体調不良の日が多く、検査して塩分不足が指摘されたため、『ふりかけご飯』を食べ始めることになりました。

母はその『ふりかけご飯』をとても気に入って食事の量も増え、9月下旬には体調の良化が感じられるようになりました。

ただ、体調の良化に精神的な状態が追いつかず、気持ちの落ち込みはなかなか改善されずにいました。

それが10月に入ると精神的にも落ち着いてきて、母は小さい声ながらも口数が増えて、普通に笑顔が出るようになってきていました。

この日は台風が接近するというので出かけられるうちに早めに行くと、母が食堂のいつもの場所にいたので声を掛けました。

すると母が「何ですか?」というので、私が「来ました」と答えると、母は「来ちゃいけないって言ったでしょ」と返してきました。

確かに前日、母は「台風が来そうだから二日間は来なくていいよ」と言っていて、その会話を良く覚えていたようでした。

ただ、二日間行かないと着替えが心配なので「肌着の交換が目的で来た」と私が説明すると、母は「そうですか」と微笑んでくれました。

10月に入ってからの母はすっかり元気になって、この日も気持ちが落ち着いていて、声は抑え気味ながらもしっかりと話をしてくれました。

体力面もすっかり回復して、車椅子とベッドとの移動は「軽いよ」と言いながら、母がほとんど一人でできるようになりました。

そして「まさかと思ったけど来てくれて良かった」と喜んでくれましたが、最後には「明日は来ないで」と母に念を押されました。

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