帰宅にも意欲的
4年前の2019年10月25日は雨で16℃の金曜日、母が施設に4回目の入所をして89日目、この日は面会には行きませんでした。
8月中旬ころから母が体調不良の日が多く、検査して塩分不足が指摘されたため、『ふりかけご飯』を食べ始めることになりました。
母はその『ふりかけご飯』をとても気に入って食事の量も増え、9月下旬には体調の良化が感じられるようになりました。
ただ、体調の良化に精神的な状態が追いつかず、気持ちの落ち込みはなかなか改善されずにいました。
それが10月に入ると精神的にも落ち着いてきて、母の口数も増えて、普通に笑顔が出るようになってきていました。
この日は前日の天気予報で『かなりの豪雨が降るかもしれない』と言われていたので、母には「来ないかもしれない」と伝えておきました。
実際、その予報通りに風雨が強くその上に肌寒いため、母に心配させてもいけないので施設に行かないことにしたわけです。
幸いこのころの母は、8月9月の頃とは違って心身ともに回復してきていたので、一日会わないこともそれほど苦にはなりませんでした。
特に精神的に穏やかになってきて、2018年7月の入所当初のような陽気さこそありませんでしたが、自然に笑顔が出るようになっていました。
それとともに、母に自宅に戻ることを提案した頃は自信が無さそうでしたが、このところ帰宅することにも興味が出て来た様子でした。
リハビリに行った際にベランダを散歩してもらったり、自宅近くのスーパーに行くことを楽しみにしているようなことも話してくれました。
結局、この後3回ほど母を散歩に連れて行くことができましたが、自宅に戻ることができなかったのは少し残念な気もします。
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