曾孫と遊ぶ
4年前の2019年10月19日は雨のち曇りで23℃の土曜日、母が施設に4回目の入所をして83日目、午後1時ころ面会に行きました。
8月中旬ころから母が体調不良の日が多く、検査して塩分不足が指摘されたため、『ふりかけご飯』を食べ始めることになりました。
母はその『ふりかけご飯』をとても気に入って食事の量も増え、9月下旬には体調の良化が感じられるようになりました。
ただ、体調の良化に精神的な状態が追いつかず、気持ちの落ち込みはなかなか改善されずにいました。
それが10月に入ると精神的にも落ち着いてきて、母は小さい声ながらも口数が増えて、普通に笑顔が出るようになってきていました。
この日は姪と曾孫たちが遊びに来てくれて、母と一緒にお昼を食べるということになっていました。
そのため私もその時間に合わせて施設に行くことにして、直接皆のいる9階の面会室に向かいました。
私が面会室に到着した時には既に昼食は終わり、広い床には鉄道模型のレールが敷かれていて、曾孫の手には電車の模型が握られていました。
この鉄道模型は、誕生日のプレゼントとして母の名義で私が選んで贈ったもので、とても気に入ってくれたことがよく分かりました。
そして、この日の予定が決まった時から会えるのを楽しみにしていた母は、満面の笑顔で曾孫と遊んだり話をしたりしていました。
残念ながら、母が曾孫と会えたのはこの日が最後になってしまいましたが、本当に楽しそうな表情を見ることができました。
振り返って考えると、母の体調が戻って元気な時に一緒に過ごすことができたのは良かったな、と心から思います。
2019年10月19日
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