「ご飯がおいしくて良く眠れた」
4年前の2019年10月7日は曇りで24℃の月曜日、母が施設に4回目の入所をして71日目、午後4時5分ころ面会に行きました。
実は8月中旬ころから母の体調不良の日が多く、検査した結果、原因は塩分不足ではないかということになりました。
そのため、9月初旬ころから塩分を補うためにしばらくの間『ふりかけご飯』を食べることにして、様子を見ていました。
母はその『ふりかけご飯』をとても気に入ってくれて、食事の量も増えて9月下旬には体調の良化が感じられるようになってきていました。
ただ、体調は良化したように見えるもののなかなか元気が出ないので、私は環境を変える意味でも帰宅することを母に提案していました。
しかしながら、気持ちが落ち込んでいる母にとっては環境が変わることも不安なのか、帰宅にはあまり乗り気でない言動が続いていました。
この日の母は食堂のいつもの場所でしっかり起きていて、見た目の表情も明るく意識もはっきりしているようでした。
恒例の9階の面会室に連れて行くと、母は「朝も来て富士山を見た」と、午前中に入浴に来たことを教えてくれました。
「朝からお風呂が気持ち良かった」と笑顔で言い、また食事の制限が無くなったことで「ご飯がおいしい」と喜んでいました。
前々日の診察の結果が良く、食事制限が無くなったことで気持ちに余裕ができたそうで「ご飯がおいしくて良く眠れた」と強調していました。
この日も母の声は小さめでしたが、だいぶ体力は回復してきたようで、車椅子とベッドとの移動はほとんど一人でできるようになりました。
そして腿上げ20回も良く上がり、母は「リハビリの先生に『息子と一緒にやっています』と話したよ」と、嬉しそうな笑顔で言いました。
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