激しい感情の起伏
4年前の2019年10月2日は晴れで30℃の水曜日、母が施設に4回目の入所をして66日目、午後4時5分ころ面会に行きました。
8月中旬ころから母の体調不良の日が多く、病院で診察した結果、最大の原因は塩分不足ではないかということでした。
そのため、9月初旬ころから塩分を補うために『ふりかけご飯』を食べることにして、様子を見るということになりました。
その『ふりかけご飯』は母も気に入ってくれて、食事の量も増えてきて9月下旬には体調の良化が感じられるようになってきていました。
ただ、体調は良化したように見えるものの母に元気が出ないので、私は環境を変える意味でも帰宅することを母に提案していました。
しかしながら、気持ちが落ち込んでいる母にとっては環境が変わることも不安なのか、帰宅にはあまり乗り気でない言動が目立っていました。
この日の母は食堂のいつもの場所にいましたが「おやつの途中でリハビリに行った」と言い、手元にはおやつとお茶が残っていました。
それらを持っていつものように9階の面会室に行くと、西日が凄く暑いくらいでしたが、背中に日を受けながら話をすることにしました。
この日もまず曾孫の動画を見せると、母は始まった途端にタブレットの画面を触りながら、声を出してはしゃぎ始めました。
曾孫が画面に映っている間、母はずっと画面に触れながら歓声を上げていたので、私は母が気分的にも回復したのかと思いました。
ただ相変わらず声は小さく、弱気なことを言ったり突然涙ぐんだりして、どちらかというと感情の起伏が激しい感じがしました。
一時期のように鬱状態ばかりではなく笑顔も出るようになって来ましたが、母自身も感情のコントロールが難しそうな状態でした。
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