「襟足を見たい」
4年前の2019年10月10日は曇りで26℃の木曜日、母が施設に4回目の入所をして74日目、午後4時5分ころ面会に行きました。
8月中旬ころから母が体調不良の日が多く、検査して塩分不足が指摘されたため、『ふりかけご飯』を食べ始めることになりました。
母はその『ふりかけご飯』をとても気に入って食事の量も増え、9月下旬には体調の良化が感じられるようになりました。
ただ、体調の良化に精神的な状態が追いつかず、気持ちの落ち込みはなかなか改善されずにいました。
それが10月に入ると精神的にも落ち着いてきて、母は小さい声ながらも口数が増えて、普通に笑顔が出るようになってきていました。
この日は母が食堂のいつもの場所にいなかったので探してみると、奥の南側の部屋にいて「鏡を探している」と言いました。
事情を聞いてみると、いつも昼寝をしている時間に美容師さんが来てくれて、髪を切ってもらったということでした。
そのため「襟足を見たい」と言うので、とりあえず部屋に行って着替えをしながら見せてあげることにしました。
ここ数日母は元気を取り戻し、この日は朝から入浴をして便通もあったそうで、体調の良さも加わっていつも以上にご機嫌でした。
着替えが終わって、母の要望通り後頭部を撮影して見せてあげると、母は無言でしたが満足そうな笑顔を見せてくれました。
恒例の腿上げ20回も良く上がり、ベッドと車椅子の移動もスムーズで、リハビリが少ない中で体力も回復してきたようでした。
「あー、良かったわ」何故か前日から良く口にするようになったこの言葉を、母はこの日も笑顔で繰り返し言っていました。
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