「心臓が大きくなっている」
4年前の2019年10月31日は晴れで23℃の木曜日、母が施設に4回目の入所をして95日目、午前10時に施設に行きました。
8月中旬ころから母が体調不良の日が多く、検査して塩分不足が指摘されたため、『ふりかけご飯』を食べ始めることになりました。
母はその『ふりかけご飯』をとても気に入って食事の量も増え、9月下旬には体調の良化が感じられるようになりました。
ただ、体調の良化に精神的な状態が追いつかず、気持ちの落ち込みはなかなか改善されずにいました。
それが10月に入ると精神的にも落ち着いてきて、母の口数も増えて、普通に笑顔が出るようになってきていました。
この日は通院の予定の日ということで午前中に行くと、母は食堂のいつもの場所にいておやつのお茶を飲んでいるところでした。
まず病院に行って採血とレントゲンを済ませ、一度施設に戻って再びお茶を飲んでしばらく話をしましたが、この日の母も元気でした。
血圧を測ってみると153/71で脈拍は62と低めで、午前中だからかこのころとしては珍しく良い数値が出ました。
診察室では、私が「精神的には落ち着いていますが、脚のむくみが2週間ほど前から気になってきました」と主治医に伝えました。
先生はレントゲンを見て「心臓が大きくなっている」と言い、更に「心不全の数値が上がっている」と続けて話してくれました。
その他についてはそれほど変化は無く、再び水分制限をすることと利尿剤を増やすということになりました。
結局、いよいよ心臓の状態が悪化してきた感じで、次の診察は一週後に決まりましたが、母自身は笑顔が出ていて体調も良さそうでした。
最近のコメント