ラジオの「音がうるさい」
4年前の2019年9月23日は晴れで31℃の月曜日、母が施設に4回目の入所をして57日目、午後3時55分ころ面会に行きました。
このころは母の体調が良くない日も多く、病院での診察の結果、最大の原因が塩分不足ではないかと思われていた時期でした。
そのため、9月初旬から始めていたふりかけご飯を続けて、様子を見るということになりました。
そのふりかけご飯は母も気に入ってくれて、食事の量も増えてきて9月下旬には体調の良化が感じられるようになってきていました。
それでも施設に向かっている時は『今日はどうかな?』と、毎日不安を抱えながら歩いていたように覚えています。
この日の母は食堂のいつもの場所にいて、おやつを食べ終わったというので9階の面会室に向かいました。
母の話では入浴が最後になったそうで、帰って間もなくという状況だったようでした。
また、このところ職員さんに新しい人が増えているようで、入浴後の着替えで何か不手際もあったということでした。
そういった施設の変化も母は気になっているようで、以前と違ってどことなく遠慮がちなところがありました。
それでも少しずつ元気になってきた点もあって、この日も腿上げが良く上がり「脚が軽くて歩けそう」と微笑んで言いました。
ただ、ラジオはほとんど聴かなくなっていて、母が言うには「音がうるさい」とのことで、気分的に受け付けない様子でした。
見たところ体調はそれほど悪く無さそうでしたが、精神的に今ひとつ元気になれないという感じがしました。
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