元気の無い小さな声
4年前の2019年9月4日は曇りで26℃の水曜日、母が施設に4回目の入所をして38日目、午後4時5分ころ面会に行きました。
このころの母は体調不良の日が多く、施設に向かう私は毎日『今日はどうかな?』と不安に思いながら歩いていたものでした。
この日の母は食堂の定位置で居眠りをしていましたが、ズボンの辺りを見るとゼリーのかけらのようなものがいくつか落ちていました。
おそらくおやつに食べたものだろうと考えていると、職員さんが「この頃は、以前よりはしっかり食べていますよ」と教えてくれました。
そして、この日も曇り空でしたが9階の面会室に行き、窓辺で母のお気に入りのチョコレートを食べさせてあげました。
それから、タブレット端末でウチのベランダの鉢植えなど、花の写真を何枚か見せてあげました。
花が好きな母は興味深そうに一枚一枚を見ながら、時々嬉しそうな笑顔を見せてくれました。
ただこの日の母は、いかにも元気がなさそうな小さな声で話していて、いつも車椅子の脇に置いてあるバッグも忘れたと言っていました。
また、前日と同様に着替えの際にカーディガンの肩パッドを自分で合わせられなくなり、意識も不安定な感じがしていました。
それでも、話の辻褄は合っていて会話は普通にできていました。
見た目の表情に覇気がなく、声が小さく動きも鈍いので元気のなさが目立っていましたが、母の認知は別に問題は無さそうでした。
前日私が食べたトマトがおいしかったので「明日トマトを持ってくるね」と言うと、母は笑顔で頷いていました。
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