小規模になった『敬老会』
4年前の2019年9月16日は雨のち曇りで28℃の月曜日、母が施設に4回目の入所をして50日目、午後2時ころ施設に行きました。
このころは母の体調が良くない日が多く、病院での診察の結果、最大の原因が塩分不足ではないかと思われていた時期でした。
そのため、少し前から始めていたふりかけご飯を続けて、様子を見るということになりました。
そのふりかけご飯は母も気に入ってくれて、食事の量も増えてきて体調の良化が徐々に感じられるようになってきていました。
それでも施設に向かっている時は『今日はどうかな?』と、毎日不安を抱えながら歩いていたように覚えています。
この日は午後2時から『敬老会』が予定されていて、私が到着したときには母は既に椅子に座っていました。
ただ、もしかすると母は昼寝をしていたのか、いつもと違う部屋の雰囲気に戸惑っている感じもありました。
そして、私が母の後ろの席に座ると『敬老会』はすぐに始まり、前年と同様の演し物が続いて一時間程度で終了しました。
前年は入所者の歌が2曲あったところ、この年は1曲に減ったりするなど、やや小規模になった感じはありました。
そのため歌の練習期間も短かったようで、母から練習の様子を聞いたことはほとんどありませんでした。
丁度母が元気のないころでしたから『敬老会』の練習で元気が出ればいいなと思っていましたが、この年は練習が少なくて残念でした。
それでもこの日は母の声にも少しずつ力強さが出て来ていて、また、多少無理しながらも笑顔が時々出るようになりました。
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