「ご飯までおいしい」
4年前の2019年9月11日は晴れで33℃の水曜日、母が施設に4回目の入所をして45日目、午後4時10分ころ面会に行きました。
前日は母の体調不良の原因が『慢性硬膜下血腫』ではないかという私の考えで、病院の診察を受けました。
その結果、おそらく最大の問題は塩分不足だろうということで、少し前から始めていたふりかけご飯を続けて、様子を見ることになりました。
ふりかけご飯は母も気に入っていて、少しずつ食事の量も増えてきて体調も良化しつつあるように感じられました。
それでも施設に向かっている時の気持ちは『今日はどうかな?』と、多少の不安を抱えていました。
この日の母はちゃんちゃんこを着ずに食堂の定位置にいましたが「エアコンが効いていて寒い」と言っていました。
そこで私の汗まみれの腕を掴ませると、母は「何これ!」と驚きましたが、しっかりと外の暑さを感じてくれたようでした。
そんな母を連れていつものように9階の面会室で話をすると、前日病院で検査をしたことをしっかり覚えていました。
私が「異常ないから、ふりかけご飯をしっかり食べてね」と言うと、母は「何だかご飯まで変わったようにおいしい」と笑顔で答えました。
また「今日はタオル折りをやりました」と言いながら、タオルの巻き方まで教えてくれました。
その他、敬老会のために『大きな栗の木の下で』を歌って練習したそうで、そのせいかこの日の母の声はこれまでよりも元気がありました。
それでも弱気な言葉が時々出るなど、まだ体力や精神的に不安がありそうで、本調子にはもう一歩という気がしました。
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