盛り上がりが今ひとつ
4年前の2019年9月17日は晴れで31℃の火曜日、母が施設に4回目の入所をして51日目、午後4時5分ころ面会に行きました。
このころは母の体調が良くない日が多く、病院での診察の結果、最大の原因が塩分不足ではないかと思われていた時期でした。
そのため、少し前から始めていたふりかけご飯を続けて、様子を見るということになりました。
そのふりかけご飯は母も気に入ってくれて、食事の量も増えてきて体調の良化が徐々に感じられるようになってきていました。
それでも施設に向かっている時は『今日はどうかな?』と、毎日不安を抱えながら歩いていたように覚えています。
この日の母は食堂のいつもの場所にいて「リハビリに行って、帰って来たばかり」と話してくれました。
久しぶりのリハビリがやはり楽しかったのか、この日の母の表情はかなり明るいように見えました。
いつものように9階の面会室で日光浴をしながら話をすると、前日に『敬老会』があったことをしっかり覚えていました。
細かい内容までは分からないと言っていましたが、それでも「楽しかった」と笑顔で振り返っていました。
しばらく西日を背中に受けて温まったところで部屋に戻り、着替えの際に背中をタオルで拭いてあげると「気持ちいい」と喜んでくれました。
また、車椅子に座りながら腿上げを20回やるととても良く上がりましたが、母は「脚は上がるけど歩けない」と不満そうな表情をしました。
会話は普通にできるようになり、この日は特にリハビリに行ったので元気でしたが、まだどこか気分的に盛り上がらない感じの母でした。
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