「しっちゃかめっちゃかだ」
4年前の2019年9月28日は晴れで28℃の土曜日、母が施設に4回目の入所をして62日目、午後4時5分ころ面会に行きました。
8月中旬ころから母の体調不良の日が多く、病院で診察した結果、最大の原因は塩分不足ではないかということになりました。
そのため、9月初旬ころからふりかけご飯を食べることにして、様子を見るということになりました。
そのふりかけご飯は母も気に入ってくれて、食事の量も増えてきて9月下旬には体調の良化が感じられるようになってきていました。
ただ、体調は良化したように見えるものの母に元気が出ないので、私はこのころ環境を変える意味でも帰宅することを考え始めていました。
このところ母に元気が無いので、この日はほうれん草を炒めたものとキウイフルーツを持って、母に食べてもらおうと用意して行きました。
母は食堂のいつもの場所にいましたが、前日同様に頭を抱えるような姿勢で「しっちゃかめっちゃかだ」と言っていました。
なかなか気分がすぐれない様子でしたが、朝からリハビリがあったということで、前日よりは多少元気があるような気がしました。
いつものように9階の面会室に行き、私が持参したものを食べて母は「おいしい」と言い、予想以上にたくさん食べてくれました。
食欲や体調に問題があるというよりも、気分的に落ち込んでいて、なかなか元気が出ないというのが正直なところのようでした。
リハビリでは「元気が無い」と先生に心配されたそうでしたが、ベッドと車椅子の移動はいつもよりも足取りが軽く見えました。
それでも、母がこの状態では帰宅しても逆効果になりそうなので、まずは母の精神的安定を取り戻す必要があると思いました。
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