「体調不良なのに……」
4年前の2019年9月7日は晴れで33℃の土曜日、母が施設に4回目の入所をして41日目、この日は午後3時に施設に行きました。
通常の定期診察の日ということで、少し早めに行くと母は食堂のいつもの場所でおやつを食べているところでした。
病院の予約が3時半ということで部屋で待っていると、おやつの後にトイレに寄っていた母が笑顔で現れました。
食事のメニューを変えてから、少しずつ食べるようになってきて母の顔色も良くなって来たように見えました。
ただ、場所や時間の感覚はまだ戻っていないようで、慣れているはずの病院でも初めて来たような表情をしていました。
結局、待合室で4時まで待たされましたが、この日はボーッとした感じはなく、しっかり目を開いて起きていました。
診察の結果は、ナトリウムはやや良化していて、他の持病の値も横ばいという感じでした。
また、脚のむくみもほとんど無く、先生は「新しい薬が効いているのでしょう」と話してくれました。
診察後、先生の声を聞いて母は「先生の声は小さい」と言っていて、少しは思い出したようでした。
そして全体的に悪くないという診断でしたが、母は「体調不良なのに……」と不満そうな表情でした。
その後、施設に戻って着替えをする際、車椅子からベッドに移る動きは意外と軽い足取りでできていました。
この日の母は相変わらず声が小さく元気が無い感じでしたが、食事を取れるようになって体調は少しずつ良くなっているように見えました。
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