リハビリと植木鉢
4年前の2019年9月21日は曇りで25℃の土曜日、母が施設に4回目の入所をして55日目、午後4時5分ころ面会に行きました。
このころは母の体調が良くない日も多く、病院での診察の結果、最大の原因が塩分不足ではないかと思われていた時期でした。
そのため、少し前から始めていたふりかけご飯を続けて、様子を見るということになりました。
そのふりかけご飯は母も気に入ってくれて、食事の量も増えてきて体調の良化が徐々に感じられるようになってきていました。
それでも施設に向かっている時は『今日はどうかな?』と、毎日不安を抱えながら歩いていたように覚えています。
この日の母は食堂のいつもの場所にいて挨拶をすると「今日はリハビリがあった」と、にこやかな表情で教えてくれました。
話の続きをしようと9階の面会室に行くと、曇り空で日光浴はできませんでしたが、母は「暖かい」と喜んでいました。
そして、この日のリハビリは腿上げはしたということでしたが、ほとんど運動はしないで植木鉢を見ていたと話していました。
どうも、母に元気が無いのでリハビリの先生が遠慮をしているのか、この頃のリハビリは軽い運動に終始しているようでした。
そのために体力が落ちてきて、食欲不振から元気が出ないという悪循環に陥ってしまっているような感じもしました。
もっとも、この時母は91歳なので年齢相応ともいえたでしょうが、これまでの元気さを思うと残念な気がしました。
ただ、この日も声は小さく話のテンポもゆっくりでしたが、認知はしっかりしていて会話を楽しむことはできました。
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