大騒ぎで憂鬱に
4年前の2019年9月24日は晴れのち曇りで31℃の火曜日、母が施設に4回目の入所をして58日目、午後3時30分ころ面会に行きました。
8月中旬ころから母の体調不良の日が多く、病院で診察した結果、最大の原因は塩分不足ではないかということになりました。
そのため、9月初旬ころからふりかけご飯を始めて、様子を見るということになりました。
そのふりかけご飯は母も気に入ってくれて、食事の量も増えてきて9月下旬には体調の良化が感じられるようになってきていました。
それでも施設に向かっている時は『今日はどうかな?』と、毎日不安を抱えながら歩いていたように覚えています。
特にこの日は午前中に施設から電話があり、母が右腕から出血をしたということでその状態も心配でした。
この日の母は食堂のいつもの場所で両手で頭を抱えるような姿勢をしていたので『気分が悪いのかな?』と思いました。
そんな母に、この日面会に来てくれた姉と一緒に挨拶をすると、元気の無さそうな声が返ってきました。
それでもいつものように9階の面会室に行き、南向きの窓から明るい外を見せると、母も少しずつ元気が出て来たようでした。
母の話によると「今朝出血をして、皆に大騒ぎをされて憂鬱になった」、「せっかくのリハビリがほとんど見学だった」と言っていました。
その後には久しぶりに姉と会話したりして気分が紛れてきたのか、声も生き生きしてきて、右腕も含めて母の体調に問題は無さそうでした。
最後に再び「体調は悪くないけど、休みなさいと言われて憂鬱になった」と、母は振り返っていました。
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