『大変なこと』
4年前の2019年8月2日は晴れて35℃の金曜日、母が施設に4回目の入所をして5日目、午後4時10分ころ面会に行きました。
母は食堂のいつもの場所にいて、室内のエアコンが良く効いているからか、ちゃんちゃんこを着ていました。
この日も外の景色を見ながら話をしようということで、9階の面会室に移動しました。
食堂がとても涼しかったので「薄日の当たる窓際に行こうか?」と尋ねると、母は「そうね」と言いました。
いつもであれば、母は日の当たる場所では「眩しい」と言いながら避けることが多かったのですが、この時は喜んでくれました。
まず母は朝から便通があったことを話してくれて、この日の体調も問題無さそうでした。
ただ、この頃の母は様々なことに少しイライラする感じがあり、その点は私も気になっていました。
例えば、この日も「おやつの時の紅茶がカップ半分だった」と、水分を制限されていることを愚痴ったりしていました。
また「ここの食事はあまりおいしくない」とも言っていて、さらに「病院の方がましだ」と続けていました。
そして「大変なことがある」と母が言うので、私は『何事か』と思って身構えました。
結局、その『大変なこと』とはラジオが聞こえなくなっているとのことで、調べてみるとイヤホンの調子が悪くなっていたのでした。
そのためラジオのイヤホンと電池を交換するとともに、室内の涼しさを警戒して母にはレッグウォーマーを履かせてあげました。
« 厳しい水分制限 | トップページ | 『瀬戸の花嫁』を踊る »
「介護・医療」カテゴリの記事
- 「目が見えない」(2024.10.19)
- 午前3時に「トイレに行きたい」(2024.10.18)
- 為す術もなく、ただ不安(2024.10.17)
- 体液が滲み出る(2024.10.16)
- ステロイドか?(2024.10.15)
「母の思い出」カテゴリの記事
- 「目が見えない」(2024.10.19)
- 午前3時に「トイレに行きたい」(2024.10.18)
- 為す術もなく、ただ不安(2024.10.17)
- 体液が滲み出る(2024.10.16)
- ステロイドか?(2024.10.15)
コメント