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2023年8月 2日 (水)

『大変なこと』

4年前の2019年8月2日は晴れて35℃の金曜日、母が施設に4回目の入所をして5日目、午後4時10分ころ面会に行きました。

母は食堂のいつもの場所にいて、室内のエアコンが良く効いているからか、ちゃんちゃんこを着ていました。

この日も外の景色を見ながら話をしようということで、9階の面会室に移動しました。

食堂がとても涼しかったので「薄日の当たる窓際に行こうか?」と尋ねると、母は「そうね」と言いました。

いつもであれば、母は日の当たる場所では「眩しい」と言いながら避けることが多かったのですが、この時は喜んでくれました。

まず母は朝から便通があったことを話してくれて、この日の体調も問題無さそうでした。

ただ、この頃の母は様々なことに少しイライラする感じがあり、その点は私も気になっていました。

例えば、この日も「おやつの時の紅茶がカップ半分だった」と、水分を制限されていることを愚痴ったりしていました。

また「ここの食事はあまりおいしくない」とも言っていて、さらに「病院の方がましだ」と続けていました。

そして「大変なことがある」と母が言うので、私は『何事か』と思って身構えました。

結局、その『大変なこと』とはラジオが聞こえなくなっているとのことで、調べてみるとイヤホンの調子が悪くなっていたのでした。

そのためラジオのイヤホンと電池を交換するとともに、室内の涼しさを警戒して母にはレッグウォーマーを履かせてあげました。

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