「また食べたいね」
4年前の2019年7月8日は曇りで25℃の月曜日、母が施設に3回目の入所をして95日目、午後4時5分ころ面会に行きました。
母は食堂のいつもの場所にいましたが、目の前のテーブルには小皿とカップが置いてありました。
話を聞いてみると「お風呂から戻って、おやつを食べ終わったところ」ということでした。
更に詳しく聞くと、この日は珍しく昼寝を早く切り上げて入浴をして、その後がおやつだったようでした。
何故そのようになったのかはわかりませんが、昼寝を早く切り上げた影響か、この時の母は少し寝ぼけているような感じもありました。
そして、この日もいつものように部屋で着替えながら話をすることにしました。
部屋に移動して、まずこのころ気になっていた血圧を測りましたが、173/69とまずまずの数値が出ました。
それから脚のむくみを見ると、足首から踝の上くらいまでむくみが少しわかるようになってきていました。
ふくらはぎの辺りも、以前のように枯れ木のような細さではなくなっていて、徐々に心配になってきました。
ただ、母はこの日も元気で「昨日のお昼はおいしかった。また食べたいね」と、前日の食事を思い出して喜んでくれました。
また、「明日は姉が久しぶりに来れそうだよ」と伝えると、母は「久しぶりだね。話したいことがいっぱいある」と笑顔で言いました。
この日の母は、話をするうちにしっかりしてきましたが、体調には少しずつ不安も出てきた頃でした。
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