初めて経験した胸の熱さ
4年前の2019年7月15日は曇りで22℃の月曜日、母が施設に3回目の入所をして102日目、午前中私は仕事に出かけていました。
この日は海の日で休日でしたが、仕事中の午前9時頃に施設から私に電話が掛かってきました。
内容は、母が胸の痛みを訴えたので調べたところ脈拍が40で、酸素吸入が必要な状態だということでした。
そこで、仕事を途中で切り上げて病院に行くことになり、午前11時頃に母のいる病室に着きました。
これまでの入院はいつも7階の病室だったのですが、この時は6階の個室に入院することになりました。
私が入室したとき母は眠っていて、鼻に酸素吸入、指には血中酸素濃度の測定器、胸には心電計を着けていました。
この日は休日で主治医は不在のため、しばらく看護師さんと話をしてから、いくつかの書類を書いていると母は目を覚ましました。
母の話を聞いてみると、この日の朝の状況はほとんど覚えていました。
朝食を全て平らげた後でトイレに行ったりしているうちに、胸が熱くなってきて苦しくなったということでした。
ただ、意識ははっきりしていて周囲のやり取りも聞こえていたと、母は振り返っていました。
「あの胸の熱さは初めて経験した」と母は言っていましたが、「知っている看護師さんたちなので安心だ」と笑顔も見せてくれました。
それなりに元気に話をしていると昼食が来て、母がほとんど全部食べたので、心配な状況の中でもなんとなく安心して帰路に就きました。
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