『最高の一年』
4年前の2019年7月4日は雨のち曇りで26℃の木曜日、母が施設に3回目の入所をして91日目、午後4時10分ころ面会に行きました。
母は食堂のいつもの場所にいて、挨拶をすると「おやつを食べてリハビリに行ってきた」と教えてくれました。
リハビリでは、いつものように最後に3回立って外を見たそうで、これが最近の楽しみになっているようでした。
また、朝一で入浴したそうで、その前には一度だけ血圧を測ったということでした。
念のため血圧を測ってみると170/70で、このころとしてはまずまずの値が出て、母の体調はとても良さそうでした。
ところで、この日から一年前の2018年7月4日は母がこの施設に入所した日でした。
そのため私は施設の職員さんへのお礼のために菓子折を持参して、「今日で一年だから」と言いながら母に見せました。
そして「『もう一年お願いします』と言って渡してね」と母に言うと「どうなっているかねぇ」と、母は笑顔を見せながら言いました。
この日の母は入浴とリハビリがあり、いつも以上に元気な声で陽気にたくさん話をしてくれました。
振り返ってみると、ここまでの施設での母の一年は、私が考えていたよりも遙かに楽しそうに過ごしてくれたと思います。
今となっては本人に確認は出来ませんが、私が知る限りこの一年は母にとっての『最高の一年』だったかもしれません。
この日私が帰る際、母から職員さんに菓子折を渡していましたが、その時に「もう一年」と母が言っていたのが印象的でした。
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