4回目の施設への入所
4年前の2019年7月29日は晴れて33℃の月曜日、母が7月15日に入院して15日目、いよいよ退院の日になりました。
まず午前9時に病室に行くと母はベッドで寝ていて「朝食を広間で食べて、トイレに行ってからまた寝た」と話してくれました。
体調は問題無さそうな顔色をした母に看護師さんが付いてきてくれて、午前10時30分ころ隣の施設に移動しました。
施設では以前と同じ部屋の同じベッドを使ううことになり、落ち着いたところに医師が現れて母の状況の説明がありました。
その医師の話は、母の状態はあまり良くなっていないことと高価な薬が使われていることを説明してくれました。
私の願いとしては、年齢的に持病の良化よりも現状で楽しい日々を一日でも長く生きて欲しい、ということだけでしたが……。
この日は午前中に4回目の施設への入所手続きを済ませて私は一旦帰宅して、午後4時5分ころ再び母に面会をしに行きました。
母のフロアに着くと、母は食堂の以前座っていた場所に何事もなく戻って来たように見えました。
母の話では「トイレから自分で運転して戻って来た」と、嬉しそうな表情で報告をしてくれました。
久しぶりに施設に戻って来たのと、このころ母が外の景色を楽しみにしていたので、見晴らしの良い9階の面会室で話をすることにしました。
およそ2週間ぶりに戻って来たわけですが、話をする母の顔はまだ少し緊張しているのかな、という感じがしました。
そして、その後部屋に戻ると、同室の入所者の方が熱烈に歓迎してくれたので、母は少し涙ぐんでいました。
2019年7月29日
« 『こんなに細いのか』 | トップページ | 『少し疲れた』? »
「介護・医療」カテゴリの記事
- 「目が見えない」(2024.10.19)
- 午前3時に「トイレに行きたい」(2024.10.18)
- 為す術もなく、ただ不安(2024.10.17)
- 体液が滲み出る(2024.10.16)
- ステロイドか?(2024.10.15)
「母の思い出」カテゴリの記事
- 「目が見えない」(2024.10.19)
- 午前3時に「トイレに行きたい」(2024.10.18)
- 為す術もなく、ただ不安(2024.10.17)
- 体液が滲み出る(2024.10.16)
- ステロイドか?(2024.10.15)
コメント