余裕の母と先生の説明
4年前の2019年7月20日は曇りで29℃の土曜日、母が7月15日に入院して6日目、午後4時10分ころ面会に行きました。
病室に入ると母は仰向けで左耳にはラジオのイヤホンを入れていたので、私は大相撲中継を聴いているものと思いました。
ところが母は「大沢悠里」と呟いて、どうやらTBSラジオを聴いていたようでした。
すっかり体調が良くなった母は暇を持て余している様子で、思っていた以上にラジオが友達になっていました。
また「今日はウンチが出た」と喜んでいて、本人も体調の良さを感じているようでした。
ただ、病室でもこの日の蒸し暑さがわかっていて、先日持って行ってあげた扇子を広げて使っていました。
母は「涼しい」と言いながら笑顔で自身を仰いでいました。
そこに主治医の先生が現れて「大分良くなってきました」と、私に話しかけてくれました。
また「利尿剤の点滴をいつ取るかという段階です」と説明してくれました。
私が気になっていた『上半身のむくみ』について尋ねると、先生は「肺です」という答えでした。
考えていたよりも深刻な答えでしたが、普通の生活では脱水の危険があるので、入院時ほどの利尿剤は使えないということでした。
ただ、これからは今までよりも利尿剤を増やすことも考えているようでしたが、それはそれで心配も増えることになりました。
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