『枯れ枝のようだ』
4年前の2019年7月18日は曇りで29℃の木曜日、母が7月15日に入院して4日目、午後4時10分ころ面会に行きました。
病室に入ると母は壁の方を向いて左側を下にして眠っていました。
私が母の肩をトントンと叩くと目を開けて「することもないのですぐ寝てしまう」と言っていました。
月曜日に「胸が苦しい」ということで入院したわけですが、症状も治まって不安が去り暇を持て余し気味というところでしょうか。
「ラジオはよく聴いている」ということで、この時も母にラジオを手渡すと早速イヤホンを自分の耳に入れていました。
ちょうど大相撲中継をしている時間で、母は今場所の状況を良く把握しているようでした。
また、この日は左腕に腕帯を巻いていて血圧を時々測るのか、150という値が表示されていました。
母の話では、この日は主治医ともう一人男の人が来て、何か様子を見ていたようだとのことでした。
脚の状況を確認してみると、『本当の母の脚はこんなに細いのか』と驚くほどむくみは既に無くなっていました。
それを見た時に私は、失礼ながら細さといい見た目といい、まさに『枯れ枝のようだ』という感想を抱いてしまいました。
それはともかくとして、この日の母は声はまだ鼻づまりのような感じでしたが、元気に話をしてくれました。
ただ、ベッドから外の様子が見えるのに、ずっとどんよりした天気が続いていたので「面白くない」と、愚痴をこぼしていました。
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