「青空が見えて、明るくていい」
4年前の2019年7月19日は曇りのち晴れで30℃の金曜日、母が7月15日に入院して5日目、午後4時10分ころ面会に行きました。
病室に入ると母は、こちら側を向いて右側を下にして横になっていました。
大相撲中継が始まった時間で、母は目を開けてラジオを聴いていました。
見たところ顔のむくみも無くなってきていて、これまで気になっていた右の瞼の膨らみや顎のたるみも無くなったように感じました。
脚のむくみは前日の時点で既に無く、お腹の張りもほとんど気にならなくなったようでした。
また、本人も体調が良くなってきた自覚があるようで「今日もよく食べた」と笑っていました。
そしてこの日は入院以来初めて晴れ間が出たので、母は「今日は少し青空が見えて、明るくていい」と、外の様子に喜んでいました。
看護師さんたちとも良く話をしていて、前日は『赤い帽子』について尋ねられたと話していました。
ただ赤い帽子は持っていないはずでしたが、帽子は毎日変えてあげていたので、この日は「いくつ持ってるの?」と聞かれたそうでした。
私が「赤い帽子というのは、ちゃんちゃんこのことではないかな?」と言うと、母は「そうかもしれないね」と答えてくれました。
いずれにしても母は順調に回復しているようで、顔のむくみや施設にいた頃の内出血も治まっていました。
声もこの日は横向きで話したこともあってか、それほど鼻声でもなく、心配事はほとんど解消されてきていました。
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