『金穴子弁当』
4年前の2019年6月23日は曇りで23℃の日曜日、母が施設に3回目の入所をして80日目、午前11時20分ころ面会に行きました。
日曜日なので一週間ぶりに母とお昼を食べるために、穴子弁当や焼き鯖押し寿司などを買って施設に行きました。
母が食堂のいつもの場所にいないので、職員さんに尋ねると「トイレ中」ということでした。
母がトイレから出て来ると、お昼の分の薬をもらって面会室に移動しましたが、珍しくそこには誰もいませんでした。
母の話では、この日も朝から職員さんと「穴子の話で盛り上がっていた」ということでした。
これまで食べた穴子は押し寿司のような薄切りのものだったのですが、この日は『金穴子弁当』というものを買って来ていました。
それは見るからにふっくらとした穴子が、ご飯が見えないくらい上に乗っていて、いかにも贅沢な感じがしました。
食感も柔らかく、母は「おいしい」と言いながら食べてくれましたが、割と早く「満腹だ」と大きく息を吐いていました。
このころは食事制限もあって胃袋も小さくなってしまったのかもしれませんが、母は満腹と言ってからも結構な量を食べてくれました。
食事の後は部屋に戻って、いつものように着替えをしながら話をしました。
「最近は血圧を測らない」と母は心配そうに言っていましたが、体調は良さそうで脚のむくみもほとんど目立ちませんでした。
ただ、まだ便通が無いようでしたが、話をするうちに「トイレに行きたい」と母が口にしたところで、私は帰ることにしました。
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